日経STOCKリーグ
僕達の挑戦 THE ROAD TO NEW YORK
第三話(それぞれの成長)
川手の元に、待ちわびたSTOCKリーグ最優秀賞獲得の知らせが届きました。
夢にまで見た表彰台に立った川手は、6年前の苦い経験を踏まえ、「コンパクトシティ」というテーマを導き出した経緯を語ります。
1週間後、ご褒美の研修旅行でニューヨークを訪れた5人は、世界を動かしているビジネスや行政の中枢を目の当たりにし、大興奮。
彼らに起こった、人生を変える大きな変化とは…?
結果発表を待つ間、またしても「部門賞」止まりで落胆する悪夢にうなされる川手。
ある朝、ついにSTOCKリーグの結果の通知が届きます。
メンバーが結果発表を待ちわびる大学の教室に駆けつけ、最優秀賞獲得の報告をする川手と、歓喜の雄たけびをあげるメンバーたち。
「このメンバーじゃないと獲れなかったと思う。みんなすごいよ」と感極まる川手を、メンバーが温かい眼差しで見守るのでした…。
ついに表彰式に表彰台に立つことができた川手は、感無量の想いに浸りつつ、プレゼンテーションを始めます。
中学生時代の苦い経験、6年たっての再挑戦、前回の反省をふまえて「コンパクトシティ」というテーマに行きついたこと…。
喜びをかみしめてから1週間後、メンバーは、最優秀賞のご褒美である研修旅行の地、ニューヨークに降り立ちます。
5人は目を輝かせて、目に映るものすべてを記憶に刻み付けていました。
日本に戻り、「あっという間の4日間だったな…」と思い出に浸る5人。
「ニューヨークくらいまたすぐ行けるよ」という慰めの言葉に、川手は「この5人で行けたことがよかった」と言い切ります。
「投資をするということは、未来を想像すること。投資から自分の未来も垣間見えた気がした」という川手の言葉に、大きくうなずく仲間たち。
STOCKリーグに挑戦したことで、思い描く自分の将来の夢も大きく変わったことを語り合うのでした。