最優秀賞、部門優秀賞、敢闘賞、アイデア賞、ルーキー賞、審査委員特別賞の表彰を行います。
- 日経STOCKリーグ
- 表彰式
表彰式
表彰式の様子

表彰式の様子
受賞コメント
最優秀賞 東京大学 3・4年

日経STOCKリーグへの参加を通じて、私たちは企業活動を多面的な視点から分析した日経の記事や論文に触れる機会を得ることができました。この過程で、自ら情報を収集し、将来的に成長が期待される企業の姿を考察するという投資の醍醐味を体感しました。さらに、企業の方々へのインタビューを実施することで、大学での学びと実社会の企業活動とのつながりを実感でき、単なるレポート執筆にとどまらない、今後の社会人生活に直結する実践的な知見を深めることができました。
部門優秀賞・中学部門 軽井沢風越学園 9年

日経STOCKリーグのレポートを書くにあたって、前後のつながりや一貫性などのストーリー性を強く意識しました。そのため、インタビュー先を選択する際は、私たちが書きたいレポートのどの部分について知りたいかを明確にしたうえで選択するようにしました。その過程では、メンバー同士で意見がぶつかる場面も多々ありましたが、それらを通して、妥協せず納得いくまでやり抜く力が付いたと考えています。
部門優秀賞・高校部門 松本秀峰中等教育学校 1年

昨年度に引き続き日経STOCKリーグに参加し、多くのかけがえのない経験をしました。今年度はより多くの企業に話を聞くことができ、日本の食の未来を広げるために様々な企業が取り組んでいる事業と、それに対する情熱を深く知りました。また、消費者という立場から未来を考えたときに、企業を応援できる「投資」には本当に価値があると改めて感じました。レポート作成にあたり、たくさんの方にご協力いただきました。日経STOCKリーグを通して得た繋がりはすべて私たちの宝物です。高校部門優秀賞の受賞により、少しでも恩返しができていれば嬉しいです。
部門優秀賞・大学、専門学校部門 東京大学 3・4年

この度はこのような栄誉ある賞をいただき、メンバー一同非常に嬉しく思っています。 私たちは、企業の持続的成長への関心から同族企業というテーマを設定しました。 テーマを深める過程では、同族企業の定義づけや膨大な先行研究の読み込みなど、数々の課題に直面しました。 しかし、学年の壁を乗り越えながらも、メンバーそれぞれの個性の強さを最大限活かしながら最後まで粘り強く取り組んだことが、結果に繋がったと感じています。 この一年間、苦しいこともありましたが、本当に代え難い経験をすることができました。 最後になりますが、熱意をもって指導くださった先輩方や首藤昭信先生、ありがとうございました。
敢闘賞 横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校附属中学校 3年

私たちは、「メタン発酵バイオガス発電」という投資テーマを立てて取り組んできました。テーマに対し、メタン精製という発電効率を上げる視点や食品廃棄物の視点など様々な面から見ることの大切さは、この日経STOCKリーグから学んだことだと思います。また、スクリーニングを通し、論理的、客観的にデータを扱う大切さ、そして、仲間との活動を通し、テーマについて投資することは、お金稼ぎだけではなく、自分達の生きたい未来を考えることに繋がると気づきました。
敢闘賞 神奈川県立相模原中等教育学校 4年

我々がこのレポートを作成するにあたり、様々な壁がありましたが、それを乗り越えて我々の最大限の力を出し切ったレポートが完成したと思っています。災害レジリエンスという言葉を重視した理由は、現在災害大国と言われている日本で、自分たちの住んでいる地域でいつ災害が起こるかわからない、そして災害を完全に防ぐことができないといった状況があり、それを問題視したためです。どのようなお金の使い方をすれば被災地はより早く立ち直っていけるか、できるだけミクロな視点で捉え、読む人に災害、復興というものがより身近に感じていただけるようなものになっています。このような素晴らしい賞をいただきありがとうございました。
敢闘賞 渋谷教育学園渋谷高等学校 2年

ポスターを見たことがきっかけで始めたこの取り組みですが、この半年間でレアメタルについてはもちろん、企業がどのように社会に貢献しているのかなどを学ぶ素晴らしい機会となりました。 また、投資というものに関する考え方が変わるきっかけにもなりました。投資はお金を増やすための手段という捉え方をしていましたが、自分が応援したい企業や産業を支えることができるものと理解できました。今回はバーチャル投資でしたが、将来自分たちが本物の投資をするときは、この大会を通じて学んだことを活かしたいと思いました。
敢闘賞 神戸大学 3年

私たちの論文では、アクティビストの視点から、株主提案によって改革が可能な企業を選別しました。注目したのは、単に「優れた企業」ではなく、潜在的な可能性を秘めながらも、経営資源を活かしきれていない企業です。光るものを持ちながらも、今はまだ十分に輝けていない(?)そんな企業に変革のチャンスを見出しました。 この研究を通じて、企業の可能性を信じ、改革を促すことの意義を改めて実感しました。最後に、ご指導いただいた先生方、共に学んだ仲間、そして本大会を運営してくださった皆様に、心より感謝申し上げます。
敢闘賞 同志社大学 3年

私たちは、日本が世界を先導する存在へと返り咲く手段として、地域経済の活性化に着目し、レポートを執筆しました。活動を進めていく中で、形骸化した地方創生ではなく、本来の地方が持つ可能性に気づき、新たな活性化の手段を突き詰めることができたと感じています。地方創生を単なる慈善活動に落ち着かせるのではなく、企業価値との関連性を私たちなりに試行錯誤するにあたり、企業や政府機関、そして全国の自治体の皆様に多大なご協力をいただいたこと、この場を借りて御礼申し上げます。地域経済の活性化への取り組みが、企業価値の向上へとつながることを証明した本レポートが、地方のひいては日本の未来を照らす一助となれば幸いです。最後になりましたが、本レポートを執筆するにあたり、私たちに親身に寄り添い、ご指導くださった新関三希代教授に感謝申し上げます。また、約4ヶ月間1つの目標に向かって共に走り抜けた班員、議論を共にした同じゼミの仲間にも感謝の意を表します。
アイデア賞 市立札幌開成中等教育学校 3年

私達は、睡眠をテーマに取り組みました。私たちにとって、睡眠は必要不可欠なものでありながら、どこかで後回しにしていたものでしたが、人々の健康と日本の経済についてしっかりと向き合うため、約二ヶ月間、私達なりに懸命にレポートを作成することができました。日経STOCKリーグを通して、投資や経済の知識だけでなく、「チームの意味」について考える良い機会が得られました。互いに導き、補い合う、そのようにチーム一人ひとりが責任をもちながら取り組むということは、まさに現在の社会の構成に大切な姿なのではないかと思っています。このような貴重な経験を、今後もさまざまな場面で活かせるよう努力を続けていきます。
アイデア賞 愛媛県立松山南高等学校 1年

インタビューに応じてくださった企業、大学、国の機関の皆様の協力があったからこそのアイデア賞受賞だと思います。将来、私たちのテーマである海底資源と都市鉱山の需要は、ますます高まると確信しています。また株式投資を通じて企業を応援できる喜びを感じ、投資を考えるきっかけにもなりました。今後はインタビューで出会った方々のように自分の経験から後の世代に意義のある何かを残せる大人を目指したいと思っています。
アイデア賞 開智日本橋学園高等学校 2年

私たちは昆虫食というテーマを選びました。レポート作成では、昆虫食の栄養価や環境負荷軽減効果について調査し、実際に試食することで理解を深めました。テーマを通じて、持続可能な社会に貢献できるアイデアの重要性を再認識し、チームメンバーと協力して課題解決に取り組む力が養われました。この経験は今後の成長に繋がる貴重なものとなりました。
アイデア賞 立教大学 2年

「アイデア賞」を頂けたことを大変嬉しく思います。約6ヶ月間、「ブラックボックス企業」をテーマに挑戦し、情報開示の進展に逆行する難しいテーマに取り組みました。特に、情報開示していない企業同士の比較やスクリーニング手法の検討が困難でしたが、チームメンバーや同期・先輩方、石田先生のサポートのおかげで最後までやり遂げることができました。取材に協力してくださった皆様にも感謝申し上げます。
ルーキー賞 雙葉中学校 1年

投資の部分は上手くできませんでしたが、目上の人との話し方やメールの送り方など、学校の授業ではなかなか学べないことを学べたので、参加して良かったです。賞もいただけたので、とてもうれしく思います。「アニマルウェルフェア」というマイナーなテーマでしたが、『約束のネバーランド』というメジャーなマンガとも結びついているので、共感していただけると思います。
ルーキー賞 昭和学院秀英中学校 3年

私たちは、日経STOCKリーグを通して自分が興味を持ったことを探究し続けることの重要性を学びました。 今回、私たちは日経STOCKリーグに興味を持ち、挑戦してきました。その過程で、日本が抱える諸課題について深く学び、その問題解決に取り組む企業や大学に所属する方々と出会うことができました。また、メンバーの存在の大きさにも改めて気づきました。夜遅くまで活動に取り組んで疲れたとき等、互いに支え合う場面が沢山ありました。 これらは私たちのかけがえのない経験です。日経STOCKリーグに参加できて本当に良かったと感じています。
ルーキー賞 かえつ有明高等学校 2年

このたび、高校部門のルーキー賞を受賞することができ、大変光栄に思います。「宇宙産業で日本を盛り上げる」をテーマに、企業のビジョンと投資家行動の相関をデータ分析で検証しました。研究を通じて経済学やファイナンス理論の応用力を深めるとともに、現場と理論を融合する重要性を学びました。この経験を糧に、今後も社会課題解決に貢献していきたいと思います。本当にありがとうございました。
審査委員特別賞 筑波大学附属駒場中学校 3年

世界の経済や社会活動の基盤となるのは何よりも人々の健康です。私たちのテーマである再生医療は、従来では治療の難しい病気をも克服する可能性を持っています。さらに、将来的に再生医療は世界にWell-beingをもたらす医療になると私たちは考えました。2025年4月から開かれる大阪万博で日本から世界に再生医療を広げ、この分野がさらに発展していくことも期待できます。このように再生医療分野への投資はとても意義のあるものになると思います。レポート作成では、スクリーニングを通じて私は、株式の売買による利益だけでなく、企業を応援するという投資の本来の意義を考えることができました。
審査委員特別賞 名古屋大学教育学部附属高等学校 2年

日経STOCKリーグを通して、地域活性化の面から地元を振り返った際に、愛知県は工業だけでなく農業においても将来への可能性を秘めているという事を新しく知り、地元への愛着、興味関心が今までよりも高まりました。特に力を入れたのはスクリーニングで、企業を評価する観点やその精密さなどにこだわり、より信頼性の高いポートフォリオを構築できるよう心掛けました。レポートの作成にあたって協力して頂いた先生方、農家、企業の方々に深く感謝いたします。
審査委員特別賞 一橋大学 3年

今まで経験してきた個人戦の勉強とは違うチーム活動は非常に有意義なものでした。チーム全員がそれぞれの強みを活かし、より説得力のあるレポートを執筆できたと考えています。議論を重ねる中で、多様な視点を取り入れることの重要性を改めて実感しました。この成果はチームワークの賜物であり、支えてくださった皆様に心より感謝申し上げます。
審査委員特別賞 法政大学 2・3年

日経STOCKリーグを通じて、金融知識とチームワークの重要性を学びました。レポート作成では、投資先企業の選定基準を明確にし、財務指標や市場動向を踏まえた論理的な分析を身につけました。また、「チームワークの良いチーム」とは、チームの輪を乱さないために遠慮して意見を出さない集団ではなく、目標達成のために必要な意見を積極的に発信し、行動に移せる集団であることを実感しました。