最優秀賞、部門優秀賞、敢闘賞、アイデア賞、ルーキー賞、審査委員特別賞の表彰を行います。
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表彰式
表彰式の様子
表彰式の様子
受賞コメント
最優秀賞 三重県立四日市高等学校 2年
私たちは、地元企業や県庁の方々、大学の先生など多くの方々にご教示いただきながら、半導体産業をテーマに研究を行いました。そして三重県には世界規模の半導体企業や人材が多く存在していることを知り、地元産業の底力を再認識し、将来への展望を持つことが出来ました。また、日経STOCKリーグを通じて、経済の奥深さや面白みを知り、グローバルな視点から見た日本経済について大変興味を持ちました。技術革新には半導体は不可欠です。これからも日本の将来を支える中心産業を応援していきたいです。
部門優秀賞・中学部門 筑波大学附属駒場中学校 3年
今回日経STOCKリーグに参加したことで、日本が直面する社会問題をよく知ることができ、フィールドワークなどで企業や有識者の方々にお話を伺うことでその社会問題を解決する方法を考えるきっかけとなりました。また、経済のことをよく知る機会にもなり、今までの生活の中では知ることのなかったスクリーニングやポートフォリオの組み方などを学び、今後の人生の中で投資をすることがあればとても役に立つ経験だと感じました。
部門優秀賞・高校部門 青森県立青森高等学校 1・2年
私たちは、地元青森が大きな可能性を秘めている「次世代エネルギー」をテーマに設定し、レポートを作成しました。エネルギーという社会の側面を金融・経済の視点から捉えることで、学校では触れることの少ない実社会に対する学びを得ることができました。チームとして苦しい時期もありましたが、乗り越えた今はそれすらもこのコンテストに参加した意義だったと感じています。心から信頼し合えるこのチームで、部門優秀賞という名誉ある賞をいただけたことを本当に嬉しく思います。
部門優秀賞・大学、専門学校部門 早稲田大学 3年
この度は、部門優秀賞という輝かしい賞を頂戴し誠に光栄に思います。私たちは「食品ロス問題」をテーマに掲げ、レポートを制作しました。世界を見渡すと食糧不足に苦しむ人々がいる一方、多くの食品ロスが発生している。この現状を非常に不条理に感じ、まずは日本から解決していくべきだと考えたからです。インタビューを重ねる中で、食品ロス問題解決と企業価値向上との強い関連が見えてきました。食品ロス問題に取り組む企業への投資は、「社会問題解決」と「収益性」を両立することができるのです。本レポートが社会問題解決に取り組む企業への投資を後押しするきっかけになることを願っています。最後に、日経STOCKリーグ主催の日本経済新聞社様をはじめ、レポート作成に関わってくださったすべての皆様に感謝申し上げます。
敢闘賞 松本秀峰中等教育学校 3年
今回初めて日経STOCKリーグに参加し、多くの貴重な経験をさせていただきました。企業ヒアリングを通じて、遠い存在だと思っていた「企業」というものが、思っていたよりもずっと近くにあるということを肌で感じました。レポート完成まで、たくさんの壁にぶつかって何度も何度も皆で悩みました。そんなときに私たちのモチベーションを保ってくれたのは、ご協力いただいた企業の方々に失礼にならないようにしたいという思いでした。また、メンバーひとりひとり本当に個性があって、それが私たちのチームの強みだったんだと思っています。この経験を様々な活動で活かしていきたいです。
敢闘賞 市立札幌開成中等教育学校 3年
この度は、敢闘賞を授与していただき、心より感謝申し上げます。幾度となく壁にぶつかりながらもチーム一丸となって取り組んだレポートが、このような形で評価され、私たちは大変嬉しく存じます。私たちは今回「半導体サプライチェーン」をテーマにし、レポート作成に励みました。近年、世界的なデジタル技術の発展に伴い、半導体は世界にとって必要不可欠な存在となっています。例えば今私が使っているマイク、レポートを作る際に用いたパソコン、みなさんが使われているスマートフォンなど、あらゆる場面で半導体が利用されています。また、近年ではChatGPTなどのような人工知能も目覚ましい進化を遂げています。日経STOCKリーグのレポート作成では、このような半導体に関する深い知識を得ることができたと同時に、スクリーニングや企業取材を通して多様な視点から考える力を養うことができました。ほぼ毎日meetを繋ぎ、幾度となく議論を重ねる中で得られる新たな発見や知見は私たちにとってかけがえのないものです。今後も半導体が更に世界を発展させていくことが予測される中で、今回得た知見やスキルは必ず活かすことができると私たちは確信しています。最後に、共にレポート作成に取り組んだチームメンバー、ご指導いただいた下山先生、取材にご協力いただいた企業の方々、そしてコンテストを開催してくださった野村ホールディングス及び日本経済新聞社の皆様に、心より感謝申し上げます。誠にありがとうございました。
敢闘賞 渋谷教育学園渋谷高等学校 2年
メンバーの興味が国際問題からプログラミング、社会学とバラバラだったので、投資テーマの決定でとても苦労しました。一度決めたテーマでも進めていくうちに問題が見つかり、一から考え直したことも何度もありました。しかし話し合いを重ねる中でだんだんと共通で関心があるテーマが見えてくると、逆にそれぞれが得意ジャンルを活かして複数の角度からテーマにアプローチできるという強みが出てきました。振り返ると、ひとりでは絶対に作れないレポートが完成したと思います。
敢闘賞 愛媛県立松山南高等学校 2年
私たちのテーマWOOD×STOCKには二つの意味があります。一つは木をストックすること。直交集成板を使用した建物はCO2の固定化に繋がります。二つ目は木に投資すること。CNFやSAFなど木材の利用価値が高まれば林業の発展に貢献できると考えました。レポート作成では現場の方々のお話が強く印象に残っています。林業の現状や良さ、そして発展性を伝えていこうと、気合を入れてこのテーマに取り組みました。取材にご協力くださった皆様、また、日本経済新聞社様、野村ホールディングス様に深く感謝申し上げます。
敢闘賞 大阪公立大学 3年
日経STOCKリーグの活動を振り返ると、テーマ設定が最も難しく、時間を要しました。ゼミの時間に議論を重ねながら、宮川先生、先輩方にご指導をいただき、何度も悔しい思いをしました。最終的には自分達の研究結果を基に、心から関心を持つテーマを設定できたと思います。自分達の研究を多くの方に知ってもらえるという意味でも、このような賞をいただくことができ、大変光栄です。株式市場そのものに問題意識を向けたことで、コーポレートファイナンスに関する学びも同時に深めることができました。
敢闘賞 同志社大学 3年
このような名誉ある賞をいただけたのは、チームメンバー・同期・先輩・そして先生の手厚いサポートのおかげです。今回の論文執筆を通して、金融知識だけでなく、人として大きく成長できたと感じています。私たちはテーマとして、「アジアの深刻な水問題を解決できる企業」に焦点を当てました。水分野とデジタルテクノロジーを掛け合わせることに可能性を感じ、PFを作成いたしました。その中で、多くの民間企業・公的機関の方々にお話を伺い、論文執筆の枠を超えた学びを得ることができました。
敢闘賞 立教大学 2年
この度はこのようなレポート作成の機会をいただきありがとうございます。私たちは今回「GOOD BLACK COMPANY」というテーマを通して現状に対する疑問へのアプローチを経験することができました。ブラックという言葉のイメージに判断を頼るのではなく、過程に着目し、流れを意識しながら自分たちなりの企業の理想像を考えることができました。流れを論理的に考える上で、自分たちで考え検証していくことには多くの困難が伴いましたが、諦めずにやり通せた経験ができたのは私たちの大きな力となりました。指導してくださった石田先生、先輩方や協力してくださった関係企業の方々、ともにレポート作成を行った同期には大変感謝しております。
アイデア賞 市立札幌開成中等教育学校 3年
「必要なとき、必要なものを、必要なひとに」。これは私たちのレポートのタイトルであり、私たちが目指す理想の日本の姿です。今回の日経STOCKリーグの中で、この理想像が意味するすべての人に必要な医療を届けることの実現に、少しだけではありますが確実に近づいたと感じています。調査やスクリーニング活動を通して、課題解決のために効果的な方策やそれに貢献する企業の具体的な条件などを私たちなりに考えることが出来ました。投資に関する知識やスキルが身についたのはもちろん、医療や物流の問題を漠然とした「社会問題」ではなく「自分と関わる問題」として認識し直せた数カ月でした。
アイデア賞 立教池袋高等学校 2年
この度はこのような素晴らしい機会をいただいてとても嬉しく思います。私たちは消齢化・アクティブシニアという2つの言葉に着目し、アクティブシニアを増やすことで高齢化問題を解決できると考えました。メンバー内で意見がまとまらない時もありましたが、チームの皆で沢山議論をした結果がこのアイデア賞受賞という結果につながったのだと思います。一年間日経STOCKリーグに参加し、最後ユースホステルに泊まって作業をしたという経験は一生の思い出となりました。最後になりますが、一年間指導をして下さった内田芳宏先生、インタビューに答えていただいた企業の皆様に感謝を述べたいと思います。ありがとうございました。
アイデア賞 横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校 2年
この度は名誉ある賞を頂き大変光栄に思います。レポート作成の過程は決して順風満帆ではなく、学業との両立が困難で一時は諦めかけました。しかし、強い意志とテーマへの想いでレポートを完成させることができました。空き家問題を通じて日本の未来を考え、社会問題に取り組む意志を強く持てたことに感謝します。また、スキルや知識の面でも成長できたことに感謝し、関わってくれた皆様に深く感謝申し上げます。
アイデア賞 立教大学 2年
レポートを完成させることは非常に大変でしたが、その分、学術面やその他での自分の至らなさ、チームで一つのことを成し遂げる難しさなど、沢山のことを学ぶ貴重な体験ができたと嬉しく思います。本レポートでは、哲学的思想の「効果的利他主義(EA)」を経済に応用しています。オリジナリティを出すため、第3スクリーニングには注力しました。「どんな評価基準ならEA実現に最適か」は、何度も考え直し、そのデータ整理にも膨大な時間を費やしました。妥協せず、締め切り直前まで粘ったからこそ得られたものがありました。本大会で学んだことを、次に活かしたいと思います。
ルーキー賞 神戸市立本多聞中学校 3年
私たちは、社会科の授業の中でこの日経STOCKリーグに挑戦しました。このコンテストに挑戦することを先生から伝えられたとき、何をテーマにあげたらいいのかわからない状態でしたが、日経STOCKリーグの説明が漫画などで掲載されており、すぐに理解することができました。私たち3人は、応援したい人やものを指す「推し」がいるということが共通しており、「推し活」が与える経済効果をテーマに調べることにしました。調べていくと、「推し活」はZ世代を中心に大ブームとなっており、推し色を取り入れた商品を作るなど企業も目を離せない存在になっていることがわかりました。このように私たちの身近な小さなことが経済を大きく動かす力があることがわかりました。
ルーキー賞 長野県屋代高等学校 2年
この度は、ルーキー賞を受賞させていただき、大変光栄です。私たちは、地方が抱える課題から、今爆発的に数を増やしているシェアサイクルを投資テーマに設定しました。フィールドワークや株式の文献を通して、市場のお金の動きがわかっていき、シェアサイクルには次世代の交通機関を担う成長性があると確信しました。私たちが思い描く理想の日本は、地方に住む人が、困窮することなく生き続けられる国です。シェアサイクルが地方に住む人と目的地を繋ぐように、私たちも地方に住む人がより生きやすくなるように努力したいと考えるようになりました。
ルーキー賞 鹿児島県立短期大学 2年
今回、我々はかごしま茶の魅力のPRやブランド力の向上、地域活性化をテーマにレポート作成に努めました。鹿児島県は、人口減少による過疎化が進み活気がなくなりつつあります。そこで、特産品や自然環境など地域特有の経営資源を用いることで、地域を活性化することが求められています。今回、鹿児島県を活性化させるための経営資源として生産量が静岡県と僅差の全国2位であるかごしま茶に目をつけました。我々は、短大の2年生ということもあり、就活や編入学の勉強と並行してレポートを執筆しなくてはならず、限られた時間の中で完成出来たのは、このメンバーで、協力し合い、真摯に向き合った結果だと思っています。最高のメンバーで最高の物を作り上げられたと自負しております。
審査委員特別賞 筑波大学附属駒場中学校 3年
この度はこのような素晴らしい賞に選んでいただき、ありがとうございます。テーマは「何故今投資するのか」ということを軸に考えました。そのテーマについて調査や取材を行なっていく過程で、一見すると共存不能なような事象でも工夫次第によって共存できるということを学びました。まだ日本において洋上風力発電は設置数が少ないので、それがどのように増えていくか、これからも関心を持って見ていきたいと思います。今回の日経STOCKリーグにおいて、株に触れる機会が出来、深い知見を得る場をくださった沢山の方々に心から感謝の意を表します。
審査委員特別賞 洗足学園中学校 3年
私達がNFTをテーマに決めた理由は、4人ともこの言葉を知らなかったからです。せっかくなら、自分たちにとって未知のテーマに挑戦してみようと考え、決定しました。また、投資会社を決める際には、選定基準に独自性を持たせることに注力しました。この活動を通じて、皆で協力して目標を実現する楽しさを身をもって感じることができました。今後はweb3などのセキュリティー技術の普及により、生活の利便性を高めるだけでなく、安全な生活を送ることができれば良いなと思います。
審査委員特別賞 横浜女学院高等学校 2年
この度は、審査委員特別賞という素晴らしい賞を頂き、ありがとうございます。私たち横浜女学院高等学校は日経STOCKリーグ初出場で入賞できたことに、驚きと嬉しさでいっぱいです。私たちは女性特有の悩みを抱えた際、何にも頼らず自分の力で解決すべきだと思っていました。ですがフェムテックを通じて、技術に頼ることで不安や我慢を軽減できると知りました。しかし、それと同時に校内アンケートで9割の生徒がフェムテックを知らないという現状から、もっと多くの人に知ってほしい!そして活用してほしい!と感じました。スクリーニング・ポートフォリオ構築では、様々な業種の企業が課題解決のためビジネスを展開していることを実感しました。私たちは今後、そういった企業と力を合わせ、女性の生きづらい環境に向き合い、行動を起こしていきたいと思います。最後になりますがこのような学びの機会を与えてくださった方々に感謝申し上げます。
審査委員特別賞 東京大学 3・4年
我々は、本レポートでPBR問題について扱いました。テーマ選定にあたっては、PBR問題というアカデミックな論点をどのように面白くするかということに注力しました。様々な制約は考えられるものの、結果として、「攻めのPBRユニコーン」や「守りのPBRユニコーン」、またそれらを巻き込んだ壮大な投資戦略を描くことができた点については、よかったのではないかと感じております。今後とも、この経験を活かし、日本の企業や株式市場が抱える問題点の解決に向けて、何らかの形で貢献して参りたいと考えております。
審査委員特別賞 産業能率大学 2・3年
取り組むにあたっては、企業様や様々な方へお話を伺い、レポートの完成度を高めていきました。今回、私たちが所属する倉田ゼミで史上初の入賞を果たすことができたのは、先輩方が継承してくださった知識と経験に、私達の最後までこだわり続け、諦めない心が加わったからだと自負しています。大学生活の中で学んだすべてをアウトプットできる経験を与えて下さった関係者の皆様をはじめ、支えて下さった皆様に深く感謝申し上げます。
審査委員特別賞 一橋大学 3年
物流2024年問題の進展で、突然の降雨にコンビニで傘が買える、そのような当たり前の生活様式が変わる可能性があるという問題意識の下、テーマを選定しました。研究・調査を経て、面白い先行事例も発見しワクワクできる未来像を描くことができました。読者の方にもこのワクワクが伝わり、物流の未来が楽しみになるようにレポートを作成するよう努めました。この過程で日本社会の厳しさを痛感しましたが、それ故に世界規模で新しいことの発信地にもなり得ることを感じ期待感を持つことができました。