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第26回(2025年度)実施記録

第26回日経STOCKリーグの実施記録や入賞レポートを掲載します。

応募総数1,458レポート
(中学146、高校763、大学534、専門学校15)

一次審査通過(236レポート)

二次審査通過(126レポート)

二次審査を通過したチームには、入選として賞状を授与いたします。
(※入賞チームを除く)

入賞

入賞(20レポート)

見事入賞に選ばれたチームは、3月14日(土)大手町にて開催される表彰式にご招待いたします!

最優秀賞

最優秀賞

東京大学 経済学部 3・4年 首藤昭信ゼミ

OUTLIER
~グロースの夜明け~(4,258KB)

【ポートフォリオ】
トライアルホールディングス、FRONTEO、タイミー、Aiロボティクス、ピクスタ、ワンキャリア、ビザスク、アイキューブドシステムズ、免疫生物研究所、eWeLL、yutori、JRC、クラシコム、BuySell Technologies、ブシロード、GENDA、INFORICH、アルファポリス、AViC、プログリット

【審査委員講評】
数理モデルや財務・ガバナンス分析を組み合わせ、グロース市場で高い付加価値を生む企業を選別しようとする着想をはじめ、全般的に高く評価された。起業家精神や異端性といった定性的要素を、テキストマイニングやCEOメッセージの分析を用いて定量化し、実務的なスクリーニングに落とし込んだ点も独創性が高い。

部門優秀賞

部門優秀賞 中学部門

筑波大学附属駒場中学校 3年

食の砂漠にオアシスを
~フードデザート問題の投資による解決への挑戦~(25,714KB)

【ポートフォリオ】
マルハニチロ、大東建託、ニップン、江崎グリコ、ヤクルト本社、イオン九州、キユーピー、カゴメ、東洋水産、ブレインパッド、プラスアルファ・コンサルティング、True Data、ロート製薬、小林製薬、イオン、平和堂、神奈川中央交通、Genky DrugStores、ミニストップ、サンドラッグ

【審査委員講評】
高齢者を中心としたフードデザート問題を社会課題として的確に捉え、図解を用いて全体像を整理した点はとても分かりやすく、高く評価された。業種別に銘柄選別基準を設定し、ヒアリングで得た知見を反映させている点も丁寧である。一方、ネット通販の普及により課題が緩和する可能性があり、投資テーマとしての持続性については検討の余地がある。

部門優秀賞

部門優秀賞 高校部門

立教池袋高等学校 1・2・3年

NEXT SHELTER FRAMEWORK
~TKBが変える新時代の避難所~(8,283KB)

【ポートフォリオ】
清水建設、コカ・コーラボトラーズジャパンホールディングス、日清食品ホールディングス、帝国繊維、セブン&アイ・ホールディングス、旭化成、レンゴー、シンクロ・フード、花王、アキレス、イトーヨーギョー、LIXIL、新晃工業、NEC、日産自動車、パラマウントベッドホールディングス、TOPPANホールディングス、ユニ・チャーム、ヤマトホールディングス、ニシオホールディングス

【審査委員講評】
トイレ/キッチン/ベッドという災害時に不可欠な生活インフラに着目し、BtoGの視点から関連企業を分析した点は着眼点として優れている。自治体へのアンケートや多くの企業へのヒアリングを通じて、平時から災害に備える重要性を示した点も評価できる。

部門優秀賞

部門優秀賞 大学・専門学校部門

神戸大学 経済学部 3年 岩壷健太郎ゼミ

Hybrid Activist-PE Model
~変革余地企業の復活劇~(4,952KB)

【ポートフォリオ】
ホクリヨウ、シンデン・ハイテックス、エストラスト、帝人、リケンテクノス、広栄化学、RSC、コニカミノルタ、タカラバイオ、藤倉コンポジット、イボキン、三井金属、ニッパツ、芝浦機械、やまびこ、レオン自動機、木村化工機、パナソニック ホールディングス、TOPPANホールディングス、クレディセゾン

【審査委員講評】
アクティビストによる変革余地に注目し、対象企業を抽出した視点はユニークで高評価につながった。PEファンドへの取材を通じて実際の投資行動を踏まえた指標設計を行っている点も実践的である。バックテストで明確な超過収益は示されていないが、イベント発生時のリターンを狙う長期戦略としての妥当性は認められる。

敢闘賞

敢闘賞

立教池袋中学校 1・2年

24時間 眠らぬ経済(4,208KB)

【審査委員講評】
「24時間稼働」という切り口で産業を横断的に捉えたテーマ設定は独創的である。人手不足対策や安全性、健康経営など人的資本を重視した評価軸は妥当で、ヒアリング量も十分。国外企業も分析対象に含めた挑戦もよい。

長野県上田高等学校 2年

都市と投資でつくる未来
~スマートシティ調査団だけど質問ある?~(15,897KB)

【審査委員講評】
スマートシティ実現に必要な産官民学の連携に着目し、自治体や専門家へのヒアリングを重ねた点は高く評価できる。大企業中心となったポートフォリオを再考し、物流・防災・医療分野を加えた点も良い。一方、成長機会を狙う企業への追加ヒアリングや、投資指標理解の深化は今後の課題として挙げられる。

神奈川県立相模原中等教育学校 4年

Carbioneer
~GXの未来を切り開け~(4,944KB)

【審査委員講評】
排出権問題からカーボンクレジット市場に着目した点は時宜を得ている。多くのフィールドワークを通じ制度理解を深めてスクリーニングに生かし、国外企業も組み込んだ。一方、商社・海運に偏った構成となっており、脱炭素を投資テーマとして差別化するための切り口の深掘りや、財務指標の理解には改善の余地がある。

早稲田大学 商学部 3年 奥村雅史ゼミ

Japan Innovation is Back
~R&D投資で創る持続可能な未来~(21,511KB)

【審査委員講評】
企業成長の源泉であるR&Dに着目し、その「質」を重視したスクリーニングを行った点は評価が高い。多数の企業・官庁ヒアリングからテーマへの理解と熱意が伝わる。財務指標の使い方も適切で、学びの多いポートフォリオとなっている。定番テーマだが、古さを感じさせない新しいものに仕上がっている。

同志社大学 経済学部 3年 新関三希代ゼミ

3D strategy
~Beyond Transformation~(3,509KB)

【審査委員講評】
資本効率向上等に注目した問題意識は非常に良かった。バランスシート重視の視点や多段階スクリーニングは丁寧で、分析の熱量も高い。一方、実際に事業再編を進めているかを見極めるフィルターが不足しており、M&Aや無形資産などの観点を加えることで、より説得力のある結果が期待される。

アイデア賞

アイデア賞

昭和学院秀英中学校 3年

住めるすめ~る
~“香り”が引き起こす社会課題~(9,307KB)

【審査委員講評】
香料ではなく香害に焦点を当てた点は斬新であり、アンケートやフィールドワークを通じて社会課題として整理した点が評価された。脱臭・空気清浄といった分野の分析も興味深く、財務指標の理解度も高い。現時点では市場規模は限定的だが、将来的な投資テーマとしての可能性を示した意義は大きい。

愛媛県立松山南高等学校 2年

未来への処方箋
~AI技術とタスクシフト~(3,897KB)

【審査委員講評】
医療現場の人手不足解消をAIで支えるというテーマ設定は一般的だが、医療分野への関心が高いメンバーによる取材と熱意が評価された。社会課題起点のアプローチも適切である。一方、テーマとポートフォリオの結び付きがやや弱い点は課題として残る。

立命館慶祥高等学校 3年

鹿肉食うしかない!
~エゾシカ獣害からジビエ利用へ~(2,911KB)

【審査委員講評】
獣害問題と生態系バランスの観点から鹿肉活用を投資テーマとした点は、地域性もあり評価できる。フィールドワークを通じ産業の難しさを理解している点も好印象である。一方、ジビエ市場の規模は小さく、ポートフォリオ企業との関連性が弱い点が課題であり、投資テーマとしての拡張性には工夫が求められる。

産業能率大学 経営学部 2・3年 倉田洋ゼミ

重心移動(2,535KB)

【審査委員講評】
東京一極集中の是正という問題意識から地域経済を支える企業を選定した点は評価できる。評価軸が明確で説明も分かりやすく、完成したポートフォリオはバリュー投資として有効性が高い。一方、テーマ自体の新規性は限定的であり、独自性をどう打ち出すかが今後の課題となる。

同志社大学 経済学部 3年 新関三希代ゼミ

ラストフロンティアとの共創
~Co-creation with the Last Frontier~(6,781KB)

【審査委員講評】
アフリカを成長フロンティアとして捉え、日本企業との共創を模索した点は意欲的で評価できる。未進出企業を含めた点も独創的である。一方、国・地域ごとのリスク整理が十分でなく、結果として大企業中心の構成となった。アフリカの発展を受けて成長が加速するような中小企業を捉える工夫があるとなおよかった。

ルーキー賞

ルーキー賞

東大寺学園中学校 3年

サンゴと海を愛する(2,580KB)

【審査委員講評】
サンゴ減少という環境課題を起点に、メンバーの体験やヒアリングを踏まえた分析を行った点が評価できる。環境保全に取り組む企業が中心となったポートフォリオも適切である。一方、スクリーニングの条件が保守的で、成長性の高い環境関連企業が入りにくい点は改善の余地がある。

山崎学園 富士見高等学校 2年

ぎょギョ魚
~未来の海は、レジの前で決まる~(2,388KB)

【審査委員講評】
持続可能な漁業をテーマに、学校アンケートなど身近な独自データを活用した点が高く評価できる。認証制度の認知不足という課題を明らかにした点も意義深い。一方、一部銘柄の選定理由が不明確である点は改善の余地がある。

審査委員特別賞

審査委員特別賞

筑波大学附属駒場中学校 3年

睡眠への橋を架ける
~「寝なきゃ」を「寝たい」に~(1,696KB)

【審査委員講評】
睡眠を現代的な社会課題として捉え、数理モデルや現代ポートフォリオ理論を用いた高度な分析を行っている点は特筆に値する。テーマ設定の斬新さと投資・財務理解の高さが際立つ。一方、資料の可読性には改善の余地があり、睡眠確保によるプラス効果への言及もあるとなおよい。

雙葉高等学校 1年

きのこまちで待ってMaaS!(6,692KB)

【審査委員講評】
地方創生を公共交通・MaaSの観点から捉えたテーマ設定は独創的で、インパクト投資の考え方とも整合性が取れている。地域の移動手段維持という問題設定は明確だが、コスト負担や持続可能性など実装面の検討が今後の課題として残る。

立教池袋高等学校 3年

築古ミライ(7,721KB)

【審査委員講評】
空き家問題という日本の代表的社会課題を取り上げ、多数のフィールドワークを通じて分析を深めた点が評価された。指標設計も合理的で、バランスの取れたポートフォリオとなっている。一方、テーマの独創性や銘柄との直接的な関連性はやや弱く、工夫の余地がある。

東京大学 工学部 3年 田中謙司ゼミ

HUMAN IS ALL YOU NEED(3,116KB)

【審査委員講評】
人的資本経営と企業文化を融合させて評価しようとした挑戦は意欲的である。丁寧な分析も評価できるが、公開情報に依存しており、企業文化を十分に捉えられているかに改善の余地がある。フィールドワークなどによる裏付けを加えることで、さらによいレポートに仕上がったのではないか。

NOMURA Award(特別賞)

NOMURA Award(特別賞)

これまで日経STOCKリーグを通じて、金融・経済教育の普及にご尽力いただいた指導教諭・教員の方々を表彰します。

中学:

軽井沢風越学園 本城 慎之介 理事長

高校:

土浦日本大学中等教育学校 藤田 晃久 副教頭
日本学園高等学校 堀越 和彦 教諭

大学:

産業能率大学 倉田 洋 教授
法政大学 髙橋 美穂子 教授

参加数

学年 中学 高校 大学 専門
学校数 55 163 140 5 363
チーム数 308 1,152 742 21 2,223
人数 1,279 4,569 3,007 84 8,939

出場校紹介