株式ってなぁに?

株式は経済を発展させるパワーを持っている

仮に僕たちが、今のところ使い道のないお金を持っていて、それを机の引き出しにしまいこんでおいたとする。社会にとっては、とりあえず役に立っていないお金だ。

もしこのお金を「ぜひ、私の会社に出資してください」っていう会社に出資してあげたら、その会社に資金が集まる。事業を拡大し、利益を上げていくことにつながるだろう(もちろん、運悪くそのような結果にならないこともあるのだが)。

事業を拡大

そうすると、その会社で働く人たちの給料が上がって、収入が増えた人たちが、今まで以上に買い物をし、映画や旅行にも出かけるかもしれない。お金が社会に出回るわけだ。そして、それは結果的に、国全体の経済を活発にさせていくことになる。

僕たちが机の引き出しにしまい込んでおいたお金が、株式を通じて、経済全体のために有効に使われていくわけだね。

国全体の経済を活発

株式は、お金の余っている人と、株式会社を結びつけることによって、世の中のお金を有効に活用させて、経済を発展させる役割を果たしているといえる。

一人ひとりの金額はそれほど大きくなくても、集まれば大きな力になる。いい会社に出資すれば、株主はたくさんの配当を、社員はたくさんのボーナスをもらえる。

そのことを通じて社会の発展、経済の発展にも貢献できるんだ。

日野先生からのアドバイス

株式は、お金に余裕がある人と株式会社を結びつけることによって、世の中のお金を有効に活用させて、経済を発展させる役割を果たしています。