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お金の役割を考える
「今あるお金」と「将来のお金」の話
将来手に入るはずのお金を、いま手に入れる方法
また、お金の誕生にあわせて、「お金を貸し借りする」という考え方も生まれました。
お金を借りるというのは、いわば「将来のお金をいま手に入れること」です。
漁師さんが新しい釣り竿を手に入れれば、今までよりたくさんの魚が釣れるようになるかもしれません。そこで、お金の余っている人に、
“新しい釣り竿を買うだけのお金を、ぜひ私に貸してください。その釣り竿があれば魚をいままでよりたくさん釣れるので、そうしたら、その魚を売って少しずつお金を返します!”
と相談を持ちかければ、お金を貸してもらえるかもしれませんね。
将来手に入るはずのお金を、いま手に入れること。これが「お金を借りる」ということです。