1. お金について考えよう
4

モノの値段と価値

値段がつけられないモノもある

公共サービスはタダではない

たくさんの種類のサービス

このように公共サービスはいろいろありますが、かかった費用をまかなっているのが、人々から集めた「税金」です。

「税金」は、国や地方自治体が幅広く公共サービスを運営できるように、私たちが負担するお金です。私たちは、働いて得たお金の一部などを税金として国や地方自治体に納めるきまりになっています。また、消費税のように、ものを買ったときに負担する税金もあります。

その意味で、公共サービスは本当はタダではないのです。

例えばもし、私たちの暮らしの中で発生するゴミがどんどん増えていけば、ゴミの収集やゴミを処理する費用も莫大となり、それだけたくさんの税金を負担しなくてはならなくなるでしょう。

公共サービスは、そこにたくさんのお金がかかっていることになかなか気づかないものです。公共サービスが無料ではないこと、そしてそこには私たちが納める税金が使われていることを、ぜひ知っておいてください。

  1. 前へ
  2. 1
  3. 2

目次へ

次の章へ