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第19回(2018年度)実施記録

第19回日経STOCKリーグの実施記録や入賞レポートを掲載します。

各賞

最終審査委員会による厳正な審査の結果、第19回日経STOCKリーグの各賞およびNOMURA Award(特別賞)が決定しました。
※ レポート(PDF)に掲載されている個人情報および著作権の対象となる文書・画像等を一部非表示にしています。ご了承ください。

最優秀賞

最優秀賞

筑波大学附属駒場高等学校 1年

消費で応援、災害を乗り越えろ!(3,029KB)

【メンバー】
新井渓斗、岩科知樹、宇都宮智、加藤祐人、篠﨑王介

【ポートフォリオ】
東日本旅客鉄道、NTTドコモ、日本航空、高島屋、セブン&アイ・ホールディングス、日本たばこ産業、東京電力ホールディングス、NECネッツエスアイ、武田薬品工業、大阪瓦斯、タビオ、住友化学、伊藤忠商事、イオン、キリンホールディングス、KDDI、ヤフー、ANAホールディングス、資生堂、サイゼリヤ

【審査委員講評】
独自性、問題意識の高さ、バランスの取れた分析など、高校1年生とは思えないほどの完成度であり、文句なく今回の最優秀賞。応援消費という独自の切り口で投資テーマを設定したことが面白い。実際に応援消費に取り組む企業を訪問、更に被災地における応援消費に参加し、その効果を検証している。その上でCSR含め多角的な視点で企業分析を行うことができている。彼らの今後の更なる成長にも期待したい。

部門優秀賞

部門優秀賞・中学部門

お茶の水女子大学附属中学校 3年

第二の人類(2,120KB)

【メンバー】
川端佑果、木村眞子、前田陽向、森中花音

【ポートフォリオ】
FUJI、セック、タツタ電線、日清紡ホールディングス、三井物産、ヤマハ発動機、アマダホールディングス、スター精密、サンヨーホームズ、泉州電業、ユーシン精機、大和ハウス工業、ニコン、ダイヘン、HOYA、構造計画研究所、双葉電子工業

【審査委員講評】
経済の効率化につながるロボットを扱っている企業を選択し、環境問題、高齢化問題、働き方改革、宇宙事業、警備対策など、日本が抱える多くの課題を解決できる可能性のある企業を調べている。ロボットを生産する中小企業において、現場の人達が目標に向かいやる気をもっているか、顧客ニーズに的確に対応しようとする企業であるかどうかなど、興味深い視点も加えている点が秀逸。各企業のロボット技術が、将来、海外に輸出できるかどうかという判断も含めれば、さらによい論文になったと思う。

部門優秀賞

部門優秀賞・高校部門

開成高等学校 2年

勃興する中食
~新しい食のかたちを求めて~(1,719KB)

【メンバー】
江野本諭吉、阿久津慶、新富文博

【ポートフォリオ】
日本マクドナルドホールディングス、セブン&アイ・ホールディングス、イオン、ユニー・ファミリーマートホールディングス、エイチ・ツー・オー リテイリング、ローソン、ロック・フィールド、日本KFCホールディングス、スリーエフ、イズミ、柿安本店、ハークスレイ、マミーマート、アクシアル リテイリング、ヤマザワ、ジェーシー・コムサ

【審査委員講評】
食の中でも、自宅に料理されたものを持って帰るという「中食」に着目した、面白い視点のレポート。新鮮度が重要である食の分野は各地域の中小企業の食料店が対応していることも特色であり、株式市場は株式を発行できる大企業中心のポートフォリオ選択であるが、日本では中小企業の存在も大きい点が理解できたこともよい。こうした中食が、冷凍の形で、海外に輸出できる方策も工夫し、日本の食文化を世界に発信していく必要性も重要な視点である。

部門優秀賞

部門優秀賞・大学部門

同志社大学 3・4年

大学共創
~未来まで支える学びの実現~(2,698KB)

【メンバー】
楠堂達也、植松由里香、辻香苗、中本一真、西浦希来

【ポートフォリオ】
旭化成、花王、富士フイルムホールディングス、日立製作所、富士通、パナソニック、日本航空、アステラス製薬、小野薬品工業、小松製作所、ダイキン工業、トヨタ自動車、島津製作所、SRAホールディングス、TDCソフト、朝日ネット、Jストリーム、日本システム技術、三菱総合研究所、内田洋行

【審査委員講評】
大学教育の質向上に寄与する企業への投資という今日的なテーマを丁寧に扱い、高いレベルの論文に仕上がっている。評価のポイントとして、日本の将来につながる骨太かつユニークなテーマを選んでいる、数理分析がしっかりしている、フィールドワークがきちんとなされている点が挙げられる。なお、重要なデータについては出所の明記があるとなお良かった。

敢闘賞

敢闘賞

広尾学園中学校 2年

Connect To The Future
~明日へ繋げる防災・減災~(5,505KB)

【審査委員講評】
京都清水寺恒例の今年の漢字が「災」となったように、2018年は本当に災害の多い年であった。自然に防災・減災に関心が向かい、これをテーマにしたのは良く理解できる。特に評価したいのは、東日本大震災の被災地への訪問と「ストックリーグを終えて」の中で述べている投資を通じた社会貢献や企業の持つ多様性への気付き等である。第一次スクリーニングについての詳細な説明があるとなお良かった。

立教池袋中学校 2年

世界へとびたて『日本食』
~日本を超えたその先に~(1,746KB)

【審査委員講評】
単に「日本食」とするのではなく「世界で勝てる、世界で誇れる日本の食品」を投資テーマとして成長できる企業を選ぼうとしている点、食品メーカーだけでなく小売や製造機械メーカー、商社・卸の分野にまで広げてバランスの良いポートフォリオを構築した点を評価した。よく見つけてきたと唸らされる銘柄もあり、銘柄選択に入る前に企業訪問などをして丁寧にヒアリングをした賜物。来年も期待したい。

昭和薬科大学附属高等学校 1年

Microbes make My Globe(2,780KB)

【審査委員講評】
「微生物」をテーマに選んだ発想が秀逸だ。エコロジーとヘルスケアの両面から優良企業を抽出することができるうえ、自分たちの学校の特性をうまくいかしている。財務指標に研究開発投資などを取り上げた上で、働きやすさなどの非財務指標を組み合わせ、第2スクリーニングを試みたのも合理的。ポートフォリオ対象企業の技術をよく調べており、紹介文が丁寧で、レーダーチャートとあわせてわかりやすい。

東京大学 3年

Tax Leading Company
~企業のための 社会のための 税負担削減行動~(2,104KB)

【審査委員講評】
企業の積極的な税負担削減行動の社会的意義について学術的な視点から向き合ったチャレンジングなレポート。TAX-CSR活動を通じた社会への還元、税に関する情報開示は、これまでにないユニークな視点であり、スクリーニングのプロセスの説明も秀逸だった。

アイデア賞

アイデア賞

洗足学園高等学校 1年

におい
~にっぽんのみらいを おうえんするために いまわたしたちにできること~(2,122KB)

【審査委員講評】
「におい」という着眼点が面白く、アイディア賞に決まった。資生堂、ライオンのような化粧品・トイレタリーから自動車、家電まで多様な企業がポートフォリオに含まれていることで分かるように、「におい」には科学的根拠のある効果があり、経済効果を生み出している。ESGという要素をスクリーニングに取り入れていた点、十分な企業訪問を実施していた点、さらには悔しさをばねにもう一度挑戦した姿勢も評価したい。

大分県立三重総合高等学校 3年

地域創成ファンド
~未来を創る♪★エバンジェリスト投資への挑戦~(5,211KB)

【審査委員講評】
地域経済活性化の取り組みへの思いや若者らしい問題意識が伝わってくる熱いレポート。豊後大野市の未来や高校生の意識調査は興味深く、アイディア賞となった。今後の課題として、SDGsをベースとした3つの課題解決カテゴリーの設定とそれに続くポートフォリオ構築プロセスの説明を挙げたい。SDGsやESG投資という概念についても、もう少し自分たちの言葉で説明できていると良かった。

法政大学 2・3年

ビジネス戦国時代を勝ち抜く経営術
~時代の変革者 信長・秀吉・家康から学ぶルールメイキングの法則~(2,759KB)

【審査委員講評】
三英傑から企業経営をひもとく手法がユニークだ。親しみやすく、個人投資家にもなじみやすい。日本企業が抱える今日的な経営課題を幅広くとらえている。もう一つの評価ポイントが、フィールドワークの充実ぶりである。きめ細かな企業訪問で、熱意を感じさせる。チームのメンバーが楽しそうに課題に取り組んでいる様子もよく伝わり、好感が持てた。数理分析にもうひとがんばりあれば、さらに良かった。

ルーキー賞

ルーキー賞

市立札幌開成中等教育学校 3年

Gender-Free
~Shining Lady~(17,502KB)

【審査委員講評】
「女性の社会進出」はテーマとしてはありふれたもの。しかし、男女平等に機会を与えることで、社会・企業の持続可能性を高めていくという理念、そして女性の社会進出をサポートする企業に投資することで世の中を変えていきたいという熱意がとても素晴らしい。また、机上の調査・財務分析のみにとどまらず、札幌市へのヒアリングや企業へのアンケートを通じ、地に足の着いた、説得力のある分析を行っていることも、高く評価できる。

入選

入選一覧(73校)

NOMURA Award(特別賞)

中学:

豊島岡女子学園中学校 岡崎幸見 教諭

高校:

大阪府立西寝屋川高等学校 服部有晋 教諭
埼玉県立伊奈学園総合高等学校 高𣘺正人 教諭

大学:

関西大学 田村香月子 准教授
横浜国立大学 大雄智 教授

参加数

学年 中学 高校 大学 専門
学校数 31 120 122 4 277
チーム数 204 832 734 22 1,792
人数 853 3,197 2,971 82 7,103

出場校紹介