先駆者たちの大地
帝人株式会社 大屋晋三
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大屋晋三
稀代のカリスマが描いた正の夢、負の夢
沈みかけた巨船、帝人を引き上げ、世界有数の総合化学メーカーとして復活させたのは、大臣を歴任したあと、政界から呼び戻された社長、大屋晋三である。
大屋が放った逆転の一撃が「テトロン」であった。
そして第2、第3のテトロンをめざして大屋は見果てぬ夢を見続ける。
この稀代の経営者が帝人に遺したものは何だったのか。
- 1953~1956年 レーヨン帝国帝人の終焉と合成繊維の台頭
- 1918~1956年 大屋晋三の復活とポリエステルの導入
- 1957~1958年 テトロンで起死回生の大逆転
- 1958年~ 夢の清算から世界企業への出発
IRマガジン2001年3-4月号 Vol.48 野村インベスター・リレーションズ