先駆者たちの大地
キッコーマン中興の祖 二代茂木啓三郎
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二代 茂木啓三郎翁
時運ニ竿サスモノハ栄フ
『産業魂』で世界のブランドに
下総・野田で醤油づくりがはじまったのは、400年以上も前のことである。
大正6年(1917年)、醤油醸造家8家が合同して野田醤油株式会社が生まれた。
以来、80年あまりの時が流れた。
伝統を重んじる個人醸造家の集合体が、時運に竿さして近代経営に脱皮し、世界のブランド「キッコーマン」が育った。
- 1660~1914年 水運の要ではじまった醤油づくり
- 1919~1927年 時運ニ竿サスモノハ栄フ
- 1927~1935年 大争議を経て生まれた『産業魂』
- 1936~1955年 技術を公開し「業界とともに栄える」伝統
- 1956年~ 世界の「オール・パーパス・シーズニング」
IRマガジン1999年6-7月号 Vol.38 野村インベスター・リレーションズ