小冊子『LGBTQ+ユースのための「自分らしいライフプランとお金の話」』
『LGBTQ+ユースのための「自分らしいライフプランとお金の話」』は、野村グループがプライドハウス東京※1の協力のもと制作したLGBTQ+※2ユースやその友人・家族・教師向けの小冊子で、全国のLGBTQ+のコミュニティスペースへ寄贈しています。
本冊子は、LGBTQ+ユースはマイノリティであるがゆえに、自身のキャリアやライフプランが描きづらく、必要な知識を得る機会が少ない状況であると想定し、当事者が自分らしく生きるために必要なお金の知識や活用方法を学び、ライフプランを考える機会を提供することを目的として制作されました。主なコンテンツとして、30代前後のLGBTQ+当事者のライフプランとお金についてのライフストーリーと、お金にまつわる基礎的な知識を紹介しています。また、アライ※3の方々にとっても、ライフプランやお金という切り口を通して、LGBTQ+当事者がぶつかる社会における壁や困難を解消するための視点などについて、さらに理解するきっかけにもなればと考えています。本冊子を通して、少しでもLGBTQ+当事者のユースが安心してやりがいを持って暮らしていくことができる社会の創造の一助となれば幸いです。
※1「プライドハウス東京」は、セクターを超えた団体・個人・企業が連帯し、東京オリンピック・パラリンピックが開催されるタイミングを契機と捉え、LGBTQなどのセクシュアル・マイノリティに関する情報発信を行う、ホスピタリティ施設を設置し、多様性に関する様々なイベントやコンテンツの提供を目指すプロジェクトです。
※2 LGBTQ+は、性的マイノリティの総称を表しています。L=レズビアン、G=ゲイ、B=バイセクシュアル、T=トランスジェンダー、Q=クィア・クエスショニングの頭文字です。+はそれらに限らない性的マイノリティを表しています。
※3 英語のAlly(同盟、支援者)が語源。LGBTQ+をはじめとする性的マイノリティを理解し、自分にできることは何かを考えて行動する支援者のことです。