お金とよい関係をつくるには?
自分自身で見つける「お金とのよい関係」
まとめ
お金とよい関係をつくるためのポイント
それでは最後に、お金とよい関係をつくるためのポイントを改めて復習しておきましょう。
「入ってくるお金」と「出ていくお金」、両方のバランスを考えるのが基本
現代の社会では、どうしても「モノを買いたい」という気持ちが一人歩きしがち。
まず自分の収入を念頭に置いて、支出を決めることが大切です。
モノを買うときは、必ず「理由」をしっかりと考える
「欲しいモノ」「必要なモノ」「大切なモノ」……買いたい気持ちには必ず理由がありました。
一時的な気持ちだけに左右されず、しっかり考えて、買うべきか・買わないべきかを判断しましょう。
「買うこと」とは「あきらめること」だと知ろう!
あなたが使えるお金は無限ではありません。何かを買うということは、ほかのものを買うのをあきらめることでもあります。将来の大切な買い物のために、今我慢することも必要です。
「ためる」「ふやす」「借りる」には、計画が欠かせない
上手にお金をためたり、ふやしたり、借りたりすることによって、より満足度の高い買い物をすることができます。ただし、そのときは「お金の計画」を立てることが不可欠です。自分の未来の姿にもしっかりと目を向けましょう。
「お金を簡単に手に入れる方法」は絶対にない!!
誰でも「お金がほしい」と思ってしまうものですが、お金を簡単に手に入れる方法だけは絶対にありません。もしそんな方法があったら、世の中すべての人がお金持ちになっているはずです。
お金は何か「人の役に立つこと」をしないと手に入れられないものです。
将来、みなさんも社会に出て、自分で働いてお金を得るようになるでしょう。お金を得ることの難しさや大切さがわかり、お金に対する見かた・考え方も大きく変わるはずです。 そのとき、ここで学んだことをもう一度思い出して、お金とのよい関係を作り上げていってほしいと思います。