●世の中の仕組みに目を向けるここまで、お金についてさまざまな角度から考えてきました。みなさんのお金に対する理解は深まったでしょうか?今までお金に対して抱いていたイメージに、変化はあったでしょうか? 人々がモノとモノとを交換し合って暮らしていた時代、自分がほしいものを手に入れるためには、必ずそれに見合ったものを自分で用意しなくてはなりませんでした。例えば魚釣りをして暮らしている漁師さんが、もし果物を食べたいと思ったら、その果物と交換できるだけの魚を自分で釣って用意しておく必要があったのです。つまりこの時代、「欲しいものを手に入れること」と「働くこと」とは、ひとつのことだったのです。 |
私たち人間は、それぞれ得意なことを仕事にして、作ったものをお互いに交換しあうことによって暮らしています。その交換の仲立ちをしているのが「お金」であり、お金を仲立ちとする人間同士のすべての活動を「経済」と呼びます。 お金とよい関係をつくっていくためには、働くことを通じて世の中に役立つものを生み出し、お金を得ていく能力や、自分に本当に必要なモノ・大切なモノを見極める能力などが欠かせないのです。 このことをぜひ覚えておいてください。 そして、お金に興味を持ったら、そうした世の中の仕組み全体にも目を向けてほしいと思います。 |
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