理化学研究所第三代所長
理研産業団創始者
大河内正敏
「科学技術立国」の黎明を告げる声
長岡半太郎、鈴木梅太郎、本多光太郎、寺田寅彦、仁科芳雄、朝永振一郎、湯川秀樹・・・。
1917年に設立された理化学研究所には、日本のCOE(※) と呼ぶにふさわしく、きら星のごとく俊才が集っていた。
その栄光の時代を率いた第三代所長・大河内正敏は、科学主義工業、農村工業を掲げて、ビタミンA、感光紙、ピストンリング、と次々に事業化。最盛期には63社を数える理研産業団を育んだ。
研究所発、研究者発の事業開拓。「科学技術立国・日本」の出発点であった。
(※)COE=センター・オブ・エクセレンス
国を代表する研究機関。ドイツのマックス・プランク研究所、フランスのパスツール研究所、米国のロス・アラモス研究所などがそう呼ばれる。
IRマガジン1999年2-3月号 Vol.36 野村インベスター・リレーションズ