株価と他のデータを組み合わせて計算される指標もある。
○『PER(株価収益率)』
PERとは、その会社の株価を、一株あたりの利益で割ったものだ。
例えば株価が500円、1株あたりの利益が20円なら、PERは500円÷20円=25倍となる。
PERが小さい会社は「利益が大きいわりに株価が安い」ということになる。つまり利益が大きいのだけれど成長期待が低いために株価は割安になっているということだ。だから(一概にはいえないけど)、PERが小さい会社は、これから株価が上がる余地が大きいことが期待できる。
逆に、PERが大きい会社は「利益が小さいわりに株価が高い会社」ということになる。つまり、成長期待が高いために、株価が割高になっているということ。株価が下がる余地が大きいというわけだ。
※『PCFR(株価キャッシュフロー倍率)』
PERと同じような指標に、『PCFR(株価キャッシュフロー倍率)』がある。これは株価を「1株当たりキャッシュフロー」で割ったものだ。
なお、ここでいう「キャッシュフロー」というのは、損益計算書に書かれる利益ではなく、実際にその会社に入ってきたお金をベースに計算した「現金利益」のことで、ここでは「当期利益+減価償却費」として計算したものを指す。
○『PBR(株価純資産倍率)』
PBRは、その会社の株価を、一株あたりの「純資産」で割ったものだ。「純資産」とは、株主に出資してもらったお金(資本金)など、その会社自身のお金のことを指す。
これもPERと同様で、数字が小さい会社は株価が割安、数字が大きい会社は株価が割高と考えられる。
○『PSR(株価売上高倍率)』
PSRは、その会社の「株式時価総額(株価と発行株式数を掛け合わせた額)」を「売上高」で割ったものだ。これも株価の割高・割安を判断する指標だ。