2009年4月16日


まな子、なんだか忙しそうじゃないか。



うん。私、環境委員になったの!前年度の活動報告を見直して、これから1年間の活動内容を今月までに決めなくちゃいけないの。



そうかぁー。年度の変わり目って、やることが多いよね。うちのお父さんも、来月の決算発表の準備で、すごく忙しいみたい。



決算発表!?



会社の業績の報告だよ。4月から3月末までの1年間の売り上げがいくらで、どれだけ儲かったか、お金の出入りを計算して報告書を発表するんだって。



うわー。大変そう。ところでそれは、どこに発表するの?



証券取引所に株を上場している会社は、一般の人たちに公表しなくちゃいけないんだって。投資をする人たちは、会社の決算の内容を見て、株の売り買いを考えたり、いろんな判断をするからね。



なるほどー。そうだよね。まな子も、株主だったら、その会社がどんな状態か知りたいもの!
でも、不景気だから、どこもあまりよくないかもね・・。



不景気だからって、実際より儲かったようにごまかしたら、厳しく罰せられるよ。証券取引所に上場できなくなって、一般の人たちに株の取引できなくなった会社はこれまでにいくつかあるんだって。



それはいけないよね。



その会社にお金を出して応援しようという人たちを裏切ることになるからね。



ホントだね。まな子は環境委員として、みんなに信頼されるよう、活動報告も計画もしっかりやるよ!



期待してるよ!


決算発表とは、会社の売り上げ高や利益などの業績の報告と、今年度の業績予想で、株式などに投資する人にとって重要な会社情報です。決算の良し悪しで、株価も動くこともあります。
証券取引所に株式を上場している企業は、決算発表を行う義務があり、証券取引所によっては、3ヶ月に1度の発表を義務づけています。4月を新年度とする企業は、一般的に4月から6月末の結果を「第1四半期決算」、4月から9月末を「第2四半期(中間)決算」、4月から12月末を「第3四半期決算」とし、4月から3月末の年間を通した結果を「本決算」としています。
4月中旬あたりから5月中旬にかけて、「決算発表シーズン」になります。この時期に決算発表を行うのは、3月末が本決算の企業で、日本の上場企業の8割近くが該当します。東京証券取引所(以下、東証)が発表した昨年度(2008年度)3月期の決算発表の集計によると、決算発表が最も集中した日は5月15日。3月期決算を実施した会社の22.5%、405社にのぼる企業がこの日に決算発表を行いました。この日は3月期末から数えてちょうど45日目にあたります。ここに集中するのは、東証が上場企業に対して2007年3月期から「45日以内に決算発表してください」とお願いしたことが背景にあり、3月期決算会社全体の9割近くが、東証が要請している45日以内に決算発表を終えているという結果も出ています。
より早く企業の決算情報が得られるのは投資家にとっていいことですが、同じ日に何百社もの決算情報が集中すると、投資家が混乱し投資判断ができなくなるという心配もあります。決算発表が早まるのに加え、特定の日に集中する傾向も一段と目立ってきているため、できるだけ集中日を避けた決算発表を呼びかける動きも出ています。