まな坊&まな子の社会科トーク 最新の20件

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確定申告

2008年2月15日

まな坊

まな子、なんだか眠たそうだね。遅くまでテスト勉強かい?

まな子

ゆうべはお父さんがうるさくって。去年まな子が虫歯を治した時の領収書を探し出すとかで、家中ひっくり返しはじめて大変だったの。

まな坊

2月、3月は「確定申告」の時期だからね。

まな子

なーに、それ?

まな坊

働いてお金をもらったり、商売をしてもうけがでると、その額に対して「所得税」っていう税金を納めなくちゃいけないんだ。それで、去年1年、自分のもうけがいくらだったかを税務署に報告して、税金の額を決めるのを確定申告っていうんだって。

まな子

ふーん。

まな坊

ほら、まな子のお隣のまな川さん、去年ケーキ屋さんをオープンしただろう?はじめての確定申告で計算が難しいって、大変そうだったよ。

まな子

計算?!

まな坊

うん、去年1年間の売り上げから、ケーキの材料を仕入れた値段とか、お店の運用にかかった費用を引いて、もうけた金額を出すんだ。その金額をもとに税務署は、税金を決めるんだよ。

まな子

面倒くさそうね。うちのお父さんもそんなことを毎年やってるの?

まな坊

まな川さんのような自営業の人たちは確定申告が必要だけど、まな子やうちの父さんみたいな会社員は、お給料の金額で税金が決まってるから、特別なことがなければ申告は必要ないんだ。

まな子

あれ?じゃあどうしてお父さん、一生懸命領収書を探していたの? 病院にかかったのが特別なの?

まな坊

うん。たくさん病院にかかった人は、自分で確定申告をすれば、納めた税金から、少しお金を返してもらえることもあるみたいだよ。

まな子

ホント?じゃあ、まな子のうちもあとでお金が戻ってくるのかしら!

まな坊

去年、まな子の家でかかった病院代が決められた金額よりもたくさんだったら、戻ってきそうだね。

まな子

ヤッター! 臨時収入だわ。それでまな川さんちのケーキをたくさん買ってもらおうっと!

まな坊

・・・。それもいいけど、また今年も虫歯で歯医者さんにかからないようにしてくれよ!

解説

「早わかり経済入門〜税金はどこへゆく」でもいろいろな税金の解説をしていますが、働いて給与をもらったり、年金を受け取るなどの「もうけ」があった場合、「所得税」という税金を納めることが義務付けられています。

納税の義務がある人たちは、1月1日から12月31日の1年間にどれくらい所得があったかを計算し、通常、翌年の2月16日から3月15日までの間に税務署に申告し、税金の額を決定する「確定申告」を行い、税金を納める手続きを行う必要があります。収入があるのに申告をしないでいたり、間違った金額を申告すると、あとでもっと多くの税金を納めなくてはならなくなることがあるため、隠しごとのない正確な申告が求められています。

ただし、会社員(給与所得者)は、一般的に勤め先で所得税額の計算を行い、給与支給の際に税金分を天引きするという方法をとっており、確定申告の必要がない人がほとんどです。この際、1年間の正確な数字は年末にならないと確定しないため、年末に会社が確定した給与をもとに払いすぎの分を返したり、足りない分を納めたりする手続き(年末調整)を行い、1年間の納税が終了します。

まな子の家の例のように、医療費の支払いが一定より多かったり(医療費控除)、住宅を買ってローンを組んだ場合(住宅借入金等特別控除)などは、納める税金を少なくしてもらえることがあります。この場合、手続きは会社で行う年末調整では対象外なので、該当する会社員は、自営業や年金を受給している人たちと同じように確定申告を行うと、すでに納めた税金の一部を返してもらうことができます。

最近は、インターネットで確定申告の手続きを行う電子申告が整備されてきています。平成19年分と20年分のどちらかの所得税の確定申告を電子申告で行うことで、納める税金を減らしてもらうことができます(どちらか1回しか受けられません)。

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