2007年6月13日


昨日まな坊のお母さんがうちにきて、株主総会の話をしてたわ。なんだかすごく楽しそうだったなぁ。



うちが株主になってる食品会社が、総会の日に立食パーティをするんだ。
商品をお土産でもらってきたりしてさ。



株主?
まな坊のお母さんが、その株主なの?



そうだよ。その会社の株を、ある一定以上買うと、株主になって株主総会に出席できるんだ。



ふーん、なんだか面白そう!



まだ数える程度だけど、株主向けにユニークなお土産やイベントを企画する会社が増えているんだって。会社に所属するアーティストのスペシャルライブをやったり、テーマパークを開放したり、工場見学とか、屋台がでたりとかね。



まな子も行ってみたいな。



僕もそれで、去年、立食パーティに連れてってもらったんだ。株主総会は株主本人しか入れないけど、イベントは株主の家族が参加できる企画もあるから、まな子もお父さんとお母さんにお願いしてみたら?



いいなぁ。うちもその会社の株買ってくれないかなー。それもそうだけど、株主総会ではどんなことをするの?



その会社の社長や役員から会社がうまくいっているか話を聞いたり、大事なことを決めたりするんだって。質問や意見も言える時間もあって「配当金をもっと欲しい」とか「○○さんが取締役になるのは反対です」とか発言する株主もいるみたいだよ。



まな坊のお母さんも、そんなすごいことを言ったりできるのね。



うちの場合はお土産目当てだから、あんまりまじめに聞いてないみたい・・・。



なんだかもったいなーい。まな子だったら、せっかく会社のトップの人たちに会えるんだから、何か話しかけてみたいわ。



本当? ゆ、勇気あるなあー。でも、お金を出して株主になるからには、その会社がどんな様子なのか、もっと興味を持ったほうがいいよね。それに、お土産がいくらすごくても、会社がもうかってなかったり、悪いことをしていたら大変だもんね。


株主総会は、決算日後の3カ月以内に開催義務があるため、3月末に決算を行う会社が多い日本では6月が開催のシーズンとなります。
1990年代は、東京証券取引所に上場している90%以上の会社が、6月末の特定の日に同時開催していたため、株主はいくつも総会に出席するのは難しい状況でした。
しかしここ数年は、多くの株主に出席してもらえるように総会が集中する日を避ける会社が増え、休日に開催するところもでてきました。家族連れで参加できるイベント企画なども話題を呼んでいます。「買収されないように株主を大切にしなくてはいけない」という会社の姿勢が表れています。
株主総会に出席するには、その会社の株式を、売買単位(単元株)以上保有する株主になる必要があります(株数は会社によって異なります)。
文中で「大事なことを決める」と表現しましたが、総会では、現経営陣である取締役会が「取締役候補は○○さんです」「取締役に払う報酬は○○円でいいですか?」「配当金は○○円です」などの提案を行い、株主に賛成か反対か意見を聞きます。
提案が通るためには、内容により、過半数ないしは3分の2以上の賛成の票(議決権)が必要となり、当日総会に参加できない人は、事前に郵送か会社によってはインターネットで意思表示をすることができます。1株主あたり1票ではなく、たくさん株式を持っている株主ほどたくさん票(議決権)を持つことになり、その分発言力は強くなります。