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「金融ビッグバン」と呼ばれた一連の金融制度の大改革により、私たちは株式や投資信託をはじめ、さまざまな金融商品を気軽に利用できるようになりました。手軽になったとはいえ、大切な資産の運用にこれらを利用していくには、適切な知識の獲得が不可欠です。
また高齢化が進み、働く現役世代が高齢者を支えるという公的年金の仕組みも揺らぎつつあります。今後は、公的年金だけに頼るのではなく、自助努力によって老後の生活資金を確保していく姿勢が強く求められていくことでしょう。
こうしたなか、投資に対する正しい知識を持つことは、私たちにとって欠かせなくなっていいます。
これまで、日本の学校教育の場では一般に、経済教育、特に株式投資教育はあまり重視されていませんでした。実際、今までの日本では、個人の余剰資金の運用手段としては、広く銀行預金が利用されており、「株式投資などはごく一部の人々のもの」というイメージがありました。そのため、株式投資をあたかもギャンブルの一種であるかのように誤解している人も少なくありません。
しかし本来、株式投資とは、企業の成長性に投資することです。私たちは、株式を通じて企業に資金を供給し、企業はその資金に支えられて事業を行っています。日本の多くの人々が、良い企業を見極める正しい目を持ち、適切に投資していくことは、企業のいっそうの成長を促し、結果的に、日本経済全体の成長をも導くことになるはずです。
閉塞感の漂う現在の日本にあって、このような株式投資に対する正しい知識を、新しい時代を担う世代が学んでいくことは、極めて重要であるに違いありません。
日経STOCKリーグは、このような背景を踏まえ、学校教育の場における投資学習の1つのツールとして企画された、コンテスト形式の株式投資学習プログラムです。開催当初より各方面から多大なご評価をいただき、この度、第8回を迎えました。
「自主テーマによるポートフォリオ学習」、「レポート作成」の学習を通じて、「株式」および「株式投資」が持つ本質的な意義を学んでいただけるようにつくられています。また、チームエントリーでの、インターネットを利用した体験学習と、レポート提出を中心としたこの学習プログラムは、学校教育の場に本格的に導入される「総合的な学習の時間」のための教材としても利用していただけるよう配慮されています。
企画趣旨をご覧察のうえ、より多くのみなさまにご参加いただきたく、よろしくお願い申し上げます。
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