日経平均は、実際の景気を先取りして動くことが多い。そのため平均株価は「景気の先行指数」ともいわれているんだ。
なぜ景気を先取りするのかというと、投資家はふつう近い将来を予測して「これから景気が上向くぞ」と判断すれば株を買い、その逆なら売る。つまり日経平均が上がるということは、多数の投資家が「先行きは明るいぞ」と判断したことを意味するんだ。
日経平均が上がると、企業の経営者は「そろそろ景気が好転しそうだな」と考えて生産や仕入を増やすから、原料や部品がたくさん売れるようになる。企業が儲かれば、従業員のボーナスなんかも増えるから、消費の拡大にもつながるんだよ。
つまり、投資家が「景気の先行きは明るい」と考えると日経平均は上がり、日経平均が上がればそれが景気に良い影響を与え、本当に景気が上向くことがある。だから株式投資をする人もしない人も、日経平均の上下には一喜一憂するんだね。
日経平均に大きな動きがあれば、日経の1面に大きな記事が掲載されることもある。「景気に影響がありそうだぞ」ということだから、必ず注目するようにしよう。