わかっておきたい投資のこと

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リスクの種類を知っておこう

2.インフレリスク

インフレ(インフレーションの略)とは、世の中全体の物の値段(物価)がどんどん上がっていく現象をいう。このインフレが原因で起こるリスクを「インフレリスク」っていう。

たとえば、キミが手持ちの100円を、金利1%の定期預金で1年間預けたとしよう。
単純計算だと、1年後にはキミの預金は101円にふえることになる。
ところが、この1年間で物価が5%上がってしまうと、例えば1年前に100円だったハンバーガーは、105円になっている。キミは、1年前だったら買えたはずのハンバーガーが、買えなくなってしまったわけだ。

預金をしたおかげでお金がふえたはずなのだけど、それ以上のペースでインフレが起こると、お金の価値は結果的に目減りしてしまう。これがインフレリスクだ。

その国の経済が成長していくと、それにつれて物価も少しずつ上昇していく。
資産運用でお金をふやすときには、インフレのことも考慮に入れて、物価の上昇ペースよりも大きくふやさないと、実質的には損をしたのと同じになってしまう。そして覚えておきたいのは、じつは銀行預金は、一般にはインフレリスクに弱いという傾向があることだ。

統計的にいうと、預金の利息は、インフレの割合に比べると低い水準になりやすい。
銀行の預金は安全確実にお金をふやす手段だといわれているけど、インフレを考慮に入れると、必ずしも安全確実とはいいきれないんだ。
逆に株式は、長い目で見ると、(一概には言えないけれど)経済の成長や物価の上昇にあわせて、値段が上がりやすいという傾向がある。つまり、株式は、価格変動のリスクは高い反面、インフレリスクは小さいとされているんだ。

このような金融商品ごとのリスクの違いは、ぜひ覚えておきたい。

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