早わかり経済入門

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日本銀行ってなに?の巻

日本銀行と景気の調節
日本銀行は景気の調節をする役割もあります。
パンダA
お金を借りてお店を大きくしたいわぁ
パンダB
でも金利が4%もするよ
借りすぎると返済が苦しくなるよ
市中銀行 金利4%
日本銀行 公定歩合3%
日本銀行 公定歩合3%から1%へ引き下げ
クマ
企業がお金を借りなくなってこのままでは景気が悪くなりそうだ
公定歩合を1%に引き下げよう
日本銀行 公定歩合1%
市中銀行 金利2%
ウサギ
公定歩合が下がったので、金利を2%に引き下げました!
タヌキ
それならウチの会社もお金を借りて事業拡大をしようかな
解説
景気が下降気味のとき、日本銀行は世の中のお金の量を増やすことが必要と考え、公定歩合を引き下げ、お金を借りやすくします。反対に、景気が良すぎて、世の中のお金が多すぎるときには、公定歩合を引き上げて、借りにくくしたり、お金を銀行に預けた方が有利なようにします。
日本銀行 公定歩合0.5%
クマ
公定歩合を0.5%に引き下げました
市中銀行 金利2%
ウサギ
金利を自由に決められるから2%のままにしておこう
ところが金利の自由化がはじまり・・・
タヌキ
この景気なのに金利も変わらないから、株式を発行して、資金調達することにしたよ
パンダA
私は債券の発行で資金調達を考えているんですよ
日本銀行
クマ
直接金融の比率が高くなると、公定歩合の上げ下げだけでは景気の調節が十分にできないなぁ
クマ
そうだ!それなら国債で景気の調節しよう
クマ
国債を買い取りましょう
ウサギ
現金が増えたぞ!
これで、たくさんのお客さんにお金を貸せるぞ
景気が悪い時:日本銀行が国債を市中銀行から買取
クマ
国債を買ってください
ウサギ
現金が減っちゃったな世の中のお金が余り過ぎているから、ちょうどいいのかな
景気が良い時:日本銀行が国債を市中銀行へ売却
解説
日本銀行が、金融機関を相手に国債の売買などを通して、お金の量をコントロールし、景気の調節をはかることを「公開市場操作」と呼びます。
まとめ
日本銀行は、公定歩合の上下や、公開市場操作などを通して、景気の調節をはかっています。
以前は、公定歩合による調節が主でしたが、1994年に金利自由化が完了したことや、株や債券など直接金融を通して企業が資金を調達することが増えたことなどから、現在では直接、お金の量をコントロールする方法が主になってきています。なお、日本銀行は政府の機関ではありません。金融政策などを独自に行うために、政府が55%出資した、独立した機関(正確には「認可法人」)です。
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