早わかり経済入門

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貿易のはたらきの巻

自由で公平な貿易のために
貿易の問題を解決するには話し合いが大切です
A国 クマ首相
車が売れなくなってしまった
これは保護貿易だ!自由貿易にもどしてください
B国 ウサギ大統領
関税がいやなら、車の輸入量を制限する方法に変えてもいいですよ
C国キツネ大統領・D国 サル首相
・・・
B国 ウサギ大統領
石油も石炭も
高すぎよ!
A国 クマ首相
ところで、
C国は、どうしてD国に対してだけ、関税が低いんですか?
ずるいですよ
C国 キツネ大統領
D国さんとは、仲がいいので、関税を下げています
悪いですか?
D国 サル首相
困ったなぁ
もめているクマ首相・ウサギ大統領・キツネ大統領
E国 タヌキ大統領
みなさん、いがみ合うだけでは発展しません!わが国も貿易をしたいですが、もめたくありません
まずは各国の問題を話し合いませんか?
D国 サル首相
それはいいなぁ
そうしましょう
E国 タヌキ大統領
では、話し合いの場として、
ここに世界貿易機関(WTO)を発足いたします
拍手をするクマ首相・ウサギ大統領・キツネ大統領・サル首相
解説
1995年、世界貿易機関(WTO:World Trade Organization)が誕生しました。この国際機関では、各国が自由で公平な貿易ができるように、話し合い、問題を解決するための努力をしています。また自由貿易を進めるために単に障壁を取り除くだけでなく、世界の消費者を保護するために必要な決まりを作ることもおこなっています。
まとめ
  • 輸出や輸入を、関税や規制などで制限しないことを、自由貿易といいます。
  • 各国が貿易による利益を平等に受け取るには、自由貿易が望ましいとされます。
  • 自由貿易を進めるため、各国が話し合いを行う国際機関に「世界貿易機関(WTO)」があります。
※WTOに反対する勢力は、自由貿易、国際分業によって、環境破壊、発展途上国の貧困化、伝統産業の衰退などが進むとしていますが、今回はそうしたことには触れず、自由貿易が望ましいものという前提で書いています。
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