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学校との取り組み 中学生編「街のTシャツ屋さん」活用事例

「『初期投資』『起業』『需要と供給』について、8時間の正規の授業として使用」

沼津市立沼津高等学校

沼津市立沼津高等学校・中等部
社会科 鈴木謙介先生

対応ページ

起業~初期投資
P4~9
需要と供給
P10~11
  • ・「キーワードから抽出したワークシート」と「オリジナル計算式」を活用
  • ・社会科以外でも一緒に活動しているメンバーによる活発な意見交換
  • ・「アンケート」をとり「需要と供給」について妥当な値段を設定

8時間のカリキュラム

通常の社会科の授業で、経済について一通り学んだ後、『街のTシャツ屋さん』をベースに8時間のカリキュラムを組んだ。その内容は次の通りだ。

カリキュラム

ここ沼津高等学校・中等部は、6年間を通じて落ち着いて学習できる中高一貫教育の学校として、いろいろなことに取り組んでいる。なかでも自己実現のために「キャリア教育」に重点的に力を入れているという。

テキスト

共通理解の目的で、導入部分についてはテキストを使用。「起業・マーケティング」について読み合わせをする。その後は鈴木先生のオリジナルプリント「起業(作戦シート)」の作成に移行。『街のTシャツ屋さん』のキーワードを整理再編集し、先生のアイデアを付け加えたものだ。生徒が考えやすくなるよう、具体的な項目を細かく指示してある。

次に「起業」で希望した会社が実際に仕事(職業)として成り立つか、「初期投資額設定シート」や「需要供給曲線作成シート」を使い検証していく。その際、値段の設定やお店に行く頻度などは、クラスメートへのアンケートが大切な役割を果たしている。

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