学校との取り組み
中学生編
公民の経済分野への授業の導入として、菅谷先生は『街のTシャツ屋さん』を使用した全3時間の授業を計画した。学習課題として「新しく店を開くには、どのようなことが必要なのだろうか」を掲げ、教科書にあるハンバーガーショップ経営の内容と合わせたものを構想した。
札幌市立上野幌中学校
社会科担当 菅谷昌弘先生
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公民の経済分野への授業の導入として、菅谷先生は『街のTシャツ屋さん』を使用した全3時間の授業を計画した。学習課題として「新しく店を開くには、どのようなことが必要なのだろうか」を掲げ、教科書にあるハンバーガーショップ経営の内容と合わせたものを構想した。
学習指導計画
時間 | 学習指導項目 |
---|---|
1時 | 店名、店の方針を考えよう 【1】 |
2時 | 店の方針を考えよう 【2】 どこに店を出すか考えよう |
3時 | 店の方針、出店場所を発表し、交流をしよう |
第1時は「店名、店の方針を考えよう【1】」として、『街のTシャツ屋さん』を配布、班ごとにTシャツ屋の名前、その店名の由来などを考える。
店の方針として、「客層」「店で売るもの」「商品の価格」「他店と差を出すための特色」の項目を話し合う。
第2時は「店の方針を考えよう 【2】、どこに店を出すか考えよう」として、第1時の授業を引き継ぐ。先に話し合われた「店名」「客層」などの項目について、発表シートに記入する。
また、出店場所の候補が決まった場合には、その候補の長所、短所を考えて、出店には様々な情報を総合的に考えあわせて行われることを理解する。
第3時は「店の方針、出店場所を発表し、交流をしよう」として、各班の店の方針、出店場所とそこを決めた理由についての交流(すり合わせ)を行う。本校の所在する上野幌地区の白地図に、出店箇所のマーキングをしたり、他の班の参考になることや発表についての感想などをメモしていく。最後に各自がワークシートにそれらを記入して、振り返りを行う。
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