2006年11月13日
我が家には3匹の飼い猫がおります。以前にも2匹の猫を飼った経験がありますので、トータル5匹の猫を育ててきたことになります。興味深いのはこの5匹の猫がそれぞれ異なった個性を持っていることです。もちろん、共通した性格もあります。例えば、犬と比べますと、猫は強い独立心があり、自分勝手で飼い主に全面的に従うことはありません。現在いる「ココ」とその前にいた「ミレディ」は同じ種類(アビシニアン)ですが、性格は全く違います。ましてや種類の違う猫は顔つきのみならず性格も様々です。それでも飼い主にとってはいずれも可愛い娘(5匹ともメス猫)です。
また、複数の猫がいると、1匹では味わえなかった楽しさを感じることができます。
さて、本論に入りましょう。投資信託にはいくつかの利点がありますが、大きな利点の一つは、個人が少ない金額で分散投資のメリットを享受できることです。株式型の投信では、市場指数(日経平均や東証株価指数等)と同等のリターンを目指すインデックスファンドはもちろんのこと、市場平均を上回る成果を上げようとするアクティブファンドでも相当数の銘柄が組み込まれています。ファンドに組み込まれたこれらの銘柄は、その性格が異なるがゆえに、トータルではリスクを小さくすることができます。投資の世界では、将来のリターンは不確定です。よって投資のリスクはできるだけ小さくする必要があります。投資信託はこのような個人投資家のニーズにこたえる金融商品といえましょう。
もちろん、人によっては取り得るリスクが十分にあり、高いリターンを狙った個別株への「集中投資」もあり得ます。しかしそれには高いリスクが伴い、銘柄について十分な調査が不可欠になります。個人が綿密な調査を行うことは時間的にも能力的にも限界があるので、やはり、個人にとって投資のリスクを抑えながら長期の資産形成をする場合、投資信託は賢明な選択肢の一つと言えましょう。
我が家には現在猫しかおりませんが、猫には猫の楽しさがあり、犬には犬でしか味わえない楽しさがあると思います。最近では複数のペットを飼っている家庭も少なくありません。猫や犬だけでなく、ハムスターや小鳥を飼っておられる家庭もあります。複数の異なった種類のペットと暮らすことにより単独のペットだけでは経験できない楽しさが加わるのでしょう。これは投資の世界でも言えることで、複数の異なった金融資産に分散投資することにより、単独の資産だけで分散投資した場合よりも、さらに進んだリスク管理が可能になります。なぜなら、個々の金融資産は景気のいろいろな局面で異なった値動きをするからです。このような利点を狙ったのが株式、債券、短期金融商品等に分散投資するバランス型投信です。さらには最近では複数の異なった金融資産ごとの投信からなる「ファンドオブファンズ」と呼ばれる一歩進んだ分散型投信も登場し人気を集めています。ただし、いくつもの資産にわたる投信への投資は分散投資の効果を高めますが、同時に手数料等のコストも高くなるので注意が必要です。自分の理解力や投資目的を良く考えて投資することが大切でしょう。

投資信託にはいろんな性格の商品を組み合わせたものがあるんだね
