資産運用ABC

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ケーススタディーB子さん(35歳女性、独身、年収650万円)

2008年7月2日

B子さんのマネープラン−最適資産配分案とその改善策−2

新しい資産区分と配分案のメリット:

新しい資産区分を加えた効率的フロンティアを描いてみますと下図のように曲線が若干左上方にシフトしているのがお分かりになるでしょう。B子さんがもともと選択した5%のリターンを達成するポートフォリオのリスク(7.08%)に近い資産配分案をこの新しい曲線上で選びますと次の通り略同じリスクでリターンが0.28%上回る事が分かります。これはB子さんの目標リターン5%を0.32%上回ります。

図:2つの効率曲線比較図
国内債 38.7
国内株 13.3
外国債 10.0
外国株 18.0
Aファンド 10.0
Bファンド 5.0
Cファンド 5.0
  100.0
   
リターン 5.32
リスク 7.11
リターン/リスク 0.75

皆さんは「苦労して新しい資産を加えてもその効果は随分小さいですね。」とおっしゃるかもしれません。そんな疑問にお答えするために次のような検証をしてみましょう。

B子さんのプランの最初のページを見てください。5%のリターンで運用し合計7600万円を蓄え、60歳から90歳迄毎月30万円を受け取れるプランでした。今回の改善案で60歳まで同じ積立額を5.32%で運用しますとB子さんが蓄える総額は8000万円強となりますから、90歳迄毎月受け取れるお金は31万7千円になります。すなわち当初の案に比べて毎月1万7千円多くなります。年間では20万円余り多く使えるわけですから、ちょっとした海外旅行であれば年に1回は余分に楽しめることになります。5年間貯めれば100万円になります。ちょっとしたクルージングの旅を楽しんではいかがでしょう。

0.3%のリターンの差はこれだけの違いを生みます。同様に、資産区分を変えなくても投資コストを0.3%下げれば同じような効果があります。投資コストがとても大事だ、ということがここからもわかりますね。

こんな夢を実現するポイントは上記の例のように効率的フロンティア曲線を左上方へシフトさせる資産区分(ファンド)を見つけることです。それには日頃からグローバルな視点で世界経済の動向に目を配り、短期的な動きではなく長期の構造的な変化に思いをめぐらせることが大切です。

長期的な世界の動向を見極めることが大切なんだね!

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