資産運用ABC

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ケーススタディーB子さん(35歳女性、独身、年収650万円)

2008年7月2日

B子さんのプロフィール:

B子さんは現在35歳。米国の大学を出て外資系の広告代理店に勤めるキャリアウーマンです。いくつかの顧客アカントを任され仕事は順調です。仕事柄何人かのボーイフレンドはいますが、仕事も楽しく今のところ結婚する意思もありません。収入はボーナスを含めて年収手取りで約650万円。数年前に購入した分譲アパートのローンの返済を差し引いても500万円が残りますから、恵まれた生活ができていると自認しています。

しかし最近時々ふと不安がよぎります。それはまだ先のことですが、老後の生活のことです。結婚すれば違ってきますが、このまま独身で老後を迎えることになると経済的に耐えられるか自信がありません。仮に60歳まで仕事を続けたとしても、その後25年程度は生きていかなければなりません。しかもB子さんは老後も旅行や趣味を楽しむだけのお金を持っていたいと思います。社会人になったときに両親から贈与されたお金とその後自分で蓄えたお金が約1,000万円ありますが、その内300万円は不慮の際の緊急資金としてもっておきたいと考えますと、老後の生活資金に当てるお金は700万円となり、さらにかなりの金額を蓄える必要がありそうです。
B子さんの理想の老後の生活には、現在の貨幣価値で月額約40万円は必要になるでしょう。今後のインフレ率を年率1%〜1.5%と考えますと月額約60万円を用意しなければなりません。B子さんの勤める業界では人の動きは比較的多くキャリアアップとなる機会も多いのですが、それだけに60歳退職時の一時金は余り期待できません。従って60歳退職時には、公的年金と転職時にも引き継げる401kプラン年金を併せた約30万円を除く、残り約30万円は自分で用意する必要がありそうです。

B子さんのマネープランを実現するために満たすべき条件:

  1. B子さんが仮に90歳まで生きるとして60歳になったとき90歳まで月額30万円を受け取るための60歳時の必要な総額:
    90歳までの30年間の保有資金を、円のMMFと若干の外貨建てMMFで運用してリターンが年率2.5%となるとしますと、受取り総額の現在価値は約7600万円となります。すなわち、B子さんはこれから25年間で7600万円を蓄える必要があります。(*1)
  2. B子さんが現在手持ちの700万円を含めて60歳までに7600万円を蓄えるための必要な目標投資収益率と毎月の積立て必要額:
    現在手持ちの700万円と今後毎月約87,500円を積立てると年率5.0%のリターンで運用出来れば目標は達成されます。(*2)

*1:表計算ソフト「EXCEL」の財務関数PVで計算できます。

*2:同じく財務関数RATEを使ってください。700万円の部分がありますから、数回試行錯誤が必要になります。

さて、次ページでは上記のような要件を満たすB子さんのための資産配分案を考えてみましょう。

2つ目のケーススタディだよ!

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